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★小学校外国語活動 3年生 Let's Try!1のUnit8の評価文例(所見)

今回は、

小学校外国語活動 3年生 Let's Try!1Unit8の評価文例(所見)です。




このユニットのポイントは、

単元最後の活動(TASK)を.身の回りの物に関するクイズを作ってそれを出題したり答えたりするというものに設定をして、単元を通してそれができるようにしていくといったところだと考えます。




とても楽しい単元です。
なんてったってクイズですから。
子どもたちはクイズは大好きです

是非「何を出題しようかな~」とにやにや考える時間を確保したいものです。
それにより、思考力、判断力が養われていきます。

一番やってはいけないのが、先生が「あなたはこれを出題して」というものです。

「これをクイズにしたい!」という思いがあるからこそ、「どう伝えようかなぁ・・・」という思考が働き、「じゃあこんなヒントにしてみよう」と判断し、「それって英語でどう言ったらいいんだろう」とまた思考して判断して、相手に対して表現できるわけです。

何を話すか、何を伝えるか考えさせる。考えるのが難しければ、選択させる。一人が難しすぎればグループで取り組ませる。

いずれにしても、まずは子ども自身の思いが生かされる課題を設定したいですね。



 評価文例(通知表)

3年生 Unit8


1 知識・技能


(1)聞くこと

Unit8では、~を通して動物や昆虫、身の回り物などの表現に慣れ親しみました。

Unit8では、~を通して外来語とそれが由来する英語の違いに気づきました。


(2)読むこと

なし



(3)話すこと(発表)

Unit8では、~を通して動物や昆虫、身の回り物などの言い方に慣れ親しみました。


(4)話すこと(やりとり)

Unit8では、~を通してある物が何かを尋ねたり答えたりする表現に慣れ親しみました。

(5)書くこと

なし



2 思考・判断・表現


(1)聞くこと

Unit8では、ある物が何かを尋ねたり答えたりするやりとりやヒントを聞いて、おおよその意味が分かりました。


(2)読むこと

なし



(3)話すこと(発表)

Unit8では、相手に伝える目的をもって、身の回りの物に関するクイズやヒントを考えて伝えました。



(4)話すこと(やりとり)

Unit8では、相手に伝える目的をもって、身の回りの物に関するクイズを動作を交えながら尋ねたり答えたりしました。


(5)書くこと

なし

3 主体的に学びに向かう態度


Unit8では、相手に伝わるように工夫しながら、クイズを出したり答えたりしようとしました。
Unit8では、~という課題に対して意欲的に学習に取り組もうとしました。


Let's Try!/ We Can! Unit毎の授業や評価のポイント・通知表文例 目次(小学校 外国語指導)





少しでもお役に立てればうれしいです。



2020年度からの新学習指導要領の小学校外国語科・外国語活動では、3つの観点と5つの領域があります。



観点だけを考えて授業計画をしたり評価をしたりという事は難しい面があります。観点の中で、領域ごとの視点を明確にすることでその単元での目標やそれに対する評価がはっきりすると考えています。



また、すべての観点と領域を一つの単元で網羅することには難しいものがあります。



実際に3年生の初期や高学年でも読むこと書くことについては、思考力を伴う活動というものは、評価できるほどのものにはなりにくい単元もあります。



さらに「読むこと」「書くこと」については中学年では大きくは求められていません。



そのようなことなどもふまえて、実際に評価できそうな部分について書き上げています。そして、同時にこのような評価ができる授業を計画することも必要です。「~を通して」の部分は、実際の授業の活動を明記することを想定しています。



 まだまだ改善できると思います。お気づきのことがありましたら教えていただけたらうれしいです。




↑他の学年や単元はこちら↑



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