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★小学校外国語活動 4年生 Let's Try!2のUnit4の評価文例(所見)

今回は、

小学校外国語活動 4年生 Let's Try!2Unit4の評価文例(所見)です。




このユニットのポイントは、

単元最後の活動(TASK)を一日の生活の中の自分の好きな時間を伝え合うというものに設定をして、単元を通してそれができるようにしていくといったところだと考えます。


 小学校外国語活動の補助教材、Let's Try!の巻末には、アクティビティで使うことができるカードが用意されています。しかし、それを小学校中学年の子どもたちが切って名前を書くだけでも時間がかかってしまいます。こういったスモールカードは一気に1クラス分作ってしまって、次年度以降も繰り返し使えるようにしてしまったほうが、長い目で見れば時間の節約になります。


もちろん、自分のクラスだけでなく学校全体の共有の外国語活動、外国語科の教材として、整理して保管すべきです。一人はみんなのために。みんなは一人のために。


私の場合は、外国語活動や外国語科で使う教材を下のようなボックスファイルを使っています。(↓こんなの)





外国語活動や外国語科って、とてもたくさんのカードやシートなどが必要です。なくても授業ができないわけでもないけど、いろいろ教材研究をしていくと自然と増えていきますよね。なので、このようなボックスファイルを学校予算でたくさん買ってもらっています。持ち運びもしやすいものがいいです。





こういうタイプ↓もありますね。




ただこのタイプは、留め具の部分がどうしても壊れやすいのと、きちんと入れないと蓋が閉まらないので、私はあまりおすすめはしません。もし、ほかにも教材整理のためのアイテムや工夫などありましたら是非教えていただけたらありがたいです。



そしてその置き場ですが、うちの場合は空き教室のロッカーを使っています。ロッカーのサイズを測って、そこに入るサイズのボックスファイルを選びました。長期間使えるように、少し高めでしたがしっかりしたつくりの物を選びました。



また、すぐに買えるわけではないので、予算検討の時期に要求して、買っていただけることになりました。英語の教材がファイルに整理されてずらっと並んでいる様子はとても美しいです。





さて、余計なことをお話ししましたが、本題ですね。
小学校外国語活動 4年生 Let's Try!2Unit4の評価文例(所見)です。各例文を組み合わせるのもいいですね。

 


評価文例(通知表)

4年生 Unit4


1 知識・技能


(1)聞くこと

Unit4では、~を通して時刻や生活時間の言い方について日本語と英語
の音やリズムの違いに気付きました。

(2)読むこと

なし



(3)話すこと(発表)

Unit4では、~を通して時刻の言い方や生活時間の言い方について慣れ親しみました。


(4)話すこと(やりとり)

Unit4では、~を通して時刻を尋ねたり、好きな時間について尋ねたりする表現に慣れ親しみました。

(5)書くこと

なし



2 思考・判断・表現


(1)聞くこと

Unit4では、時刻や生活時間についての話を聞いて、それを表すイラストなどと結び
つけました。

(2)読むこと

なし



(3)話すこと(発表)

Unit4では、イラストなどを参考に、一日の生活の中の自分の好きな時間について伝えました。


(4)話すこと(やりとり)

Unit4では、~を通してイラストなどを参考にして、自分の好きな時間について、尋ねたり答えたりして伝え合いました。

(5)書くこと

なし



3 主体的に学びに向かう態度


Unit4では、~を通して相手に配慮しながら、自分の好きな時間について尋ねたり答えたりしようとしました。

Unit4では、~という課題に対して意欲的に学習に取り組もうとしました。







Let's Try!/ We Can! Unit毎の授業や評価のポイント・通知表文例 まとめ(小学校 外国語指導)





少しでもお役に立てればうれしいです。



2020年度からの新学習指導要領の小学校外国語科・外国語活動では、3つの観点と5つの領域があります。



観点だけを考えて授業計画をしたり評価をしたりという事は難しい面があります。観点の中で、領域ごとの視点を明確にすることでその単元での目標やそれに対する評価がはっきりすると考えています。



また、すべての観点と領域を一つの単元で網羅することには難しいものがあります。



実際に3年生の初期や高学年でも読むこと書くことについては、思考力を伴う活動というものは、評価できるほどのものにはなりにくい単元もあります。



さらに「読むこと」「書くこと」については中学年では大きくは求められていません。



そのようなことなどもふまえて、実際に評価できそうな部分について書き上げています。そして、同時にこのような評価ができる授業を計画することも必要です。「~を通して」の部分は、実際の授業の活動を明記することを想定しています。



 まだまだ改善できると思います。お気づきのことがありましたら教えていただけたらうれしいです。


↑他の学年や単元はこちら↑


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