★読む 書く!文字に関する第1歩 よいフォントとは? 小学校外国語・外国語活動(英語)指導

小学校外国語・外国語活動(英語)での「読むこと」「書くこと」の指導の第1歩

をお話ししたいと思います。

いつもたくさんの方にご覧いただきありがとうございます。思った以上の方にご覧いただいているようです。お話する甲斐があり、ありがたいです。
やっぱり小学校の先生方にとって外国語・外国語活動(英語)の指導ってお悩みが多いのでしょうね。



不安に思われている方も多いのでしょう。
でも大丈夫です。少しずつやっていけば、どんな初心者でもポイントをおさえた授業ができるようになります。私の拙いお話で少しでも参考になることがあればうれしいです。

中でも外国語・外国語活動での文字指導については、これまでの学習指導要領では取り扱いがなく、平成32年度新学習指導要領から新しく加わっているものですから、実際のところ学校現場でどのように教えていけばよいのか、わからない事も多いと思います。

新学習指導要領で文字に関する指導がどのように書かれているかは、色んなサイトや本などで書かれていますので、私はその辺は割愛しますね。私は実際の授業の話を中心にこのブログを綴っていければな、、、と考えています。(新学習指導要領で最低限おさえておきたいポイントはこちら

今回は小学校外国語・外国語活動(英語)での「読むこと」「書くこと」の指導の第1歩をお話ししたいと思います。


第1歩は、あらゆる教材に文字を付けておく、ということです。
3年生からです。
3年生からだからといって、中学年から単語のスペリングを読むことができるようにさせたいわけではありません。
小さなうちから、「見慣れておく」ことが大切だと考えます。
これを続けていくと、よく扱われるスペリングはだんだんと文字を見るだけで自然と読めるようになってきます。

授業ではたくさんの教材を使いますよね。
絵カードやワークシート、ゲームで使うちょっとしたアイテムなど、、、。
その全てに綴りを併記するのです。

もちろん関係のない綴りは無意味ですよ。

その時に気をつけたいポイントは2点あります。

1つ目
フォントに気をつけること。
どんなフォントを使われますか?
中学年から毎回慣れ親しんでいく文字です。
そして高学年では書く活動につながっていく文字です。
せっかく取り組んでいくのですから、文字の形を意識しておくとよいです。
どんなフォントがいいのでしょうか。


フォント1:MSゴシック







agが絶対的にそぐわない







フォント2:MS明朝体








agは絶対的にそぐわない。

vwxyzABCDEFHKLMNPRSTUVWXYZは1画1画の端にいらないデザインが入っている。





 


※意外によく使われているフォント。手書き風でよさそうに思いますが、aは2画(普通書くときは1画ですよね)。





フォント5:MV Boli

















フォント6:Segoe Print




 



agクリア。画数問題は完璧にクリア。しかしL問題はやはり解決できず。そして新たなG問題が発生。このGはいただけません。




フォント7:HandwritingWecan







ag問題クリア画数問題クリア、IL問題クリアgjyの長さもOK。


ということで、現在(20187月1日)のところ、HandwritingWecanがベストだと思われます。このフォントは小学校外国語・外国語活動平成30年度使用新教材ダウンロード専用サイトで無料で入手できます。

何かと思うところがある文科省ですが、このフォントに関しては素晴らしい!と思いました。



2つ目については次回にしますね。

2つめのお話を書きました→絵カードを扱うときに気を付けたいこと


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