小学校外国語 6年生 We Can!2のUnit3の評価文例(所見)です。
このユニットのポイントは、
自分が好きなもの、できることについては子どもたちはこれまでの学習で何度となく取り組んでいます。友達の好きなものやできることなどの自己紹介を聞いても、そこにはもう面白味を感じられない子も多いでしょう。
特に、小さな学校では友人関係も範囲が狭く、お互いのことを良くも悪くもよく知っているという実態がよく見受けられます。
小規模校の課題として、よく「限られた人間関係や地域の中で世界が広がりにくい」ということが言われます。
そこで今回は自分ではない、ある人物になりきって自己紹介をすることで、子どもたちの関心を高めさせたいと思います。
また、文法的なことを言えば、他者を紹介する時には三単現についての知識が必要となってきます。
ご存じの通り、canについては動詞の変化はなく扱いやすいです。しかしlikeは、He likes ~.というように"s"の壁が発生します。"play"にしても"plays"となります。
3単元についての動詞の変化については、小学校では扱われないことを前提として考えています。そんな縛りがある中でも第3者を紹介することはできます。それが、ある人物になりきって自己紹介をする、という方法です。
この方法は、いろいろな場面で使えます。「もう少し活動に面白味を持たせたいな」という時や、「もう少し話題を広げさせたいな」というときに取り入れると、子どもたちの興味や意欲を引き出すきっかけになります。
自分ではない他者を紹介するのですから、調べ学習も必要な場合も多いです。
誰になりきろうかなぁ~と楽しみながら、課題に取り組んでいってほしいものです。
特に、小さな学校では友人関係も範囲が狭く、お互いのことを良くも悪くもよく知っているという実態がよく見受けられます。
小規模校の課題として、よく「限られた人間関係や地域の中で世界が広がりにくい」ということが言われます。
そこで今回は自分ではない、ある人物になりきって自己紹介をすることで、子どもたちの関心を高めさせたいと思います。
また、文法的なことを言えば、他者を紹介する時には三単現についての知識が必要となってきます。
ご存じの通り、canについては動詞の変化はなく扱いやすいです。しかしlikeは、He likes ~.というように"s"の壁が発生します。"play"にしても"plays"となります。
3単元についての動詞の変化については、小学校では扱われないことを前提として考えています。そんな縛りがある中でも第3者を紹介することはできます。それが、ある人物になりきって自己紹介をする、という方法です。
この方法は、いろいろな場面で使えます。「もう少し活動に面白味を持たせたいな」という時や、「もう少し話題を広げさせたいな」というときに取り入れると、子どもたちの興味や意欲を引き出すきっかけになります。
自分ではない他者を紹介するのですから、調べ学習も必要な場合も多いです。
誰になりきろうかなぁ~と楽しみながら、課題に取り組んでいってほしいものです。
評価文例(通知表)
6年生 Unit31 知識・技能
(1)聞くこと
Unit3では、日本や世界で活躍する人物を紹介する短い話を聞いて、内容を理解することができました。
(2)読むこと
Unit3では、~を通してスポーツ、動作、状態や気持ちを表す語を含む自己紹介の文を推測しながら読みました。
(3)話すこと(発表)
Unit3では、~を通してスポーツ、動作、状態や気持ちを表す語を使って自己紹介をすることができました。
(4)話すこと(やりとり)
なし
(5)書くこと
Unit3では、~を通してスポーツ、動作、状態や気持ちを表す語を書き写すことができました。
2 思考・判断・表現
(1)聞くこと
Unit3では、友だちの自己紹介を聞いて文脈に合わせて日本語で感想を伝えたり質問したりすることができました。
(2)読むこと
なし
(3)話すこと(発表)
Unit3では、~を通して世界で活躍する有名な人物などの紹介にふさわしい表現を選択して、その人物になりきって自己紹介することができました。
(4)話すこと(やりとり)
Unit3では、友だちのなりきり自己紹介のスピーチを聞き、その内容について1文程
度のコメントをしたり質問をしたりすることができました。
度のコメントをしたり質問をしたりすることができました。
(5)書くこと
Unit3では、語順に気を付けて自分やある人について紹介する文を例を参考にして書きました。
3 主体的に学びに向かう態度
・Unit3では、~を通して相手に伝わるように、他者に配慮しながら,第三者について伝え合おうとしました。
・Unit3では、~という課題に対して意欲的に学習に取り組もうとしました。
少しでもお役に立てればうれしいです。
2020年度からの新学習指導要領の小学校外国語科・外国語活動では、3つの観点と5つの領域があります。
観点だけを考えて授業計画をしたり評価をしたりという事は難しい面があります。観点の中で、領域ごとの視点を明確にすることでその単元での目標やそれに対する評価がはっきりすると考えています。
また、すべての観点と領域を一つの単元で網羅することには難しいものがあります。
実際に3年生の初期や高学年でも読むこと書くことについては、思考力を伴う活動というものは、評価できるほどのものにはなりにくい単元もあります。
さらに「読むこと」「書くこと」については中学年では大きくは求められていません。
そのようなことなどもふまえて、実際に評価できそうな部分について書き上げています。そして、同時にこのような評価ができる授業を計画することも必要です。「~を通して」の部分は、実際の授業の活動を明記することを想定しています。
まだまだ改善できると思います。お気づきのことがありましたら教えていただけたらうれしいです。
本当にありがとうございます!
返信削除コメントありがとうございます^_^
削除少しでもお役に立てればうれしいです!
ご丁寧にありがとうございます。