第三者を3人称単数現在形(He plays〜など)を使わずに紹介するには、「なりきり」が有効。

https://drive.google.com/uc?export=view&id=19DVP2KJ3dCjUP8jI414-4vzD5p3_6kca

I’m a rabbit.

My name is Pyon.

I like carrots.

 But,

 I can’t eat carrots,

 because I love carrots.



ある人物(物)になりきって自己紹介をやっちゃえ♪


3〜6年生で自分が好きなもの、できることについて何度となく取り組みます。

友達の好きなものやできることなどの自己紹介を聞いても、そこにはもう面白味を感じられない場合も多いでしょう。


特に、小さな学校では友人関係も範囲が狭く、お互いのことを良くも悪くもよく知っているという実態がよく見受けられます。


小規模校の課題として、よく「限られた人間関係や地域の中で世界が広がりにくい」ということが言われます。



そういう場合には、自分ではない、ある人物になりきって自己紹介をすることで、子どもたちの関心を高めさせる事ができます。また、思考の幅を広げることもできます。



一般的に他者を紹介する時には三単現についての知識が必要となり、文法指導も必要です。


ご存じの通り、canについては動詞の変化はなく扱いやすいです。

しかしlikeは、He likes ~.というように"s"の壁が発生します。"play"にしても"plays"となります。


3単元についての動詞の変化については、小学校では扱われないことを前提として考えます。

そんな縛りがある中でも第3者を紹介することはできます。

それが、ある人物になりきって自己紹介をする、という方法です。



この方法は、いろいろな場面で使えます。
「もう少し活動に面白味を持たせたいな」
という時や、
「もう少し話題を広げさせたいな」
というときに取り入れると、子どもたちの興味や意欲を引き出すきっかけになります。



自分ではない他者を紹介するのですから、調べ学習も必要な場合も多いです。


誰になりきろうかなぁ~と楽しみながら、課題に取り組んでいってほしいものです。


因みにただ単にその表現を伝えるのではなく、〇〇になりきって必要な表現を用いる学習活動であるため、「思考・判断・表現」の観点での学習であり、その評価対象です。

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