★小学校外国語活動 4年生 Let’s Try!2のUnit2の評価文例(所見)


今回は、

小学校外国語活動 4年生 Let’s Try!2のUnit2の評価文例(所見)です。

このユニットのポイントは、


天気や遊びの言い方に慣れ親しむだけでなく、天気に応じた自分が行いたい遊びに相手を誘うといったところだと考えます。

ただ単にその表現や語彙が言えるだけでなく、状況に応じた話ができるよう指導したいです。相手や状況に応じて話ができるという事は、思考力や判断力を伴う表現ができるということだと考えられます。

私なら本単元と、学級活動をリンクさせて実際の学級での遊びを決めるという課題設定を行い、目的意識を持たせて授業を展開させていきます。



 評価文例(通知表)


4年生 Unit2





1 知識・技能





(1)聞くこと

Unit2では、世界の遊びと日本の遊びの違いに触れ、多様な考え方があることに気づきました。



(2)読むこと

なし



(3)話すこと(発表)

  Unit2では、~を通して様々な動作や遊びの言い方や、天気の言い方に慣れ親しみました。




(4)話すこと(やりとり)

Unit2では、~を通して天気を尋ねたり答えたりする表現に慣れ親しみました。

Unit2では、~を通して「~しよう」と相手を誘ったり応じたりする表現に慣れ親しみました。



(5)書くこと

なし





2 思考・判断・表現



(1)聞くこと

Unit2では、様々な動作や遊びの表現や天気の表現を聞いて、その天気に応じた遊びや衣類のイラストや表現と結びつけました。



(2)読むこと

なし



(3)話すこと(発表)

  Unit2では、~を通して天気に応じて自分がやりたい遊びを決めて提案しました。




(4)話すこと(やりとり)

Unit2では、~を通して天気に応じた遊びなどについて、動作を交えて尋ねたり誘ったりしてそれに応じたり断ったりしました。



(5)書くこと

  なし



3 主体的に学びに向かう態度

Unit2では、~を通して相手に配慮しながら、自分の好きな遊びに進んで友達を誘おうとしました。
Unit2では、~という課題に対して意欲的に学習に取り組もうとしました。






少しでもお役に立てればうれしいです。



2020年度からの新学習指導要領の小学校外国語科・外国語活動では、3つの観点と5つの領域があります。



観点だけを考えて授業計画をしたり評価をしたりという事は難しい面があります。観点の中で、領域ごとの視点を明確にすることでその単元での目標やそれに対する評価がはっきりすると考えています。

  

また、すべての観点と領域を一つの単元で網羅することは難しいものがあります。

  

実際に3年生の初期や高学年でも読むこと書くことについては、思考力を伴う活動というものは、評価できるほどのものにはなりにくい単元もあります。



さらに「読むこと」「書くこと」については中学年では大きくは求められていません。



そのようなことなどもふまえて、実際に評価できそうな部分について書き上げています。そして、同時にこのような評価ができる授業を計画することも必要です。「~を通して」の部分は、実際の授業の活動を明記することを想定しています。



 まだまだ改善できると思います。お気づきのことがありましたら教えてください。



↑他の学年や単元はこちら↑


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