★小学校外国語 6年生 We Can!2のUnit2の評価文例(所見)



今回は、

小学校外国語 6年生 We Can!Unit2の評価文例(所見)です。




このユニットのポイントは、

単元最後の活動(TASK)を自分が紹介したい日本の文化について話すというものに設定をして、単元を通してそれに必要な情報を話したり書いたりできるようにしていくといったところだと考えます。



調べ学習が必要となってきます。子どもたちは意外にも大人が思うほど日本の文化について知らないものです。

パソコンやタブレットなどネット検索でもよいですが、身近な図書の活用も落ち着いた学習ができてよいです。特にこの時期にはよいかもしれません。子どもたちの様子や今後の計画を考えて選べばよいと思います。



調べた内容を英語で何というかを調べるには、ぜひ外国語指導助手や辞書を活用させたいです。

特に英語が堪能でない指導者にとって外国語指導助手や辞書は心強い味方です。自分がわからないことを調べるということは子どもたちも同じです。

また教師というものは、その分野に必ずしも長けていなくてもよいものだと私は思います。指導者自身が堪能ではなくても、どのように学んでいくかということや、子どもたちにとってどんな声掛けが必要かということを感じとり指導できます。だから教材研究を行い、この子たちにこの内容をどのように学ばせるかを考えていくことができるのです。



教員は学校教育の専門家です。すばらしい料理をつくれる料理人と料理学校の先生ではもとめられるものは必ずしも同じではないはずです。また世界一のピアニストとピアノ教室の先生ではもとめられるものは違います。「素晴らしい専門家が素晴らしい指導力を持っていれば最強の指導者」ともいえないものです。私は数学が苦手ですが子どもたちは「一番算数がわかりやすい」とよく言ってくれます。きっと苦手な子どもがつまずきやすいところやその子の気持ちががよくわかるのでしょう。でももしかしたら、得意な子にとってはもう一つ満足できない授業かもしれないです。

学校教育の専門家として、学級担任の私ができることは指導助手や様々な機器や教材の力をかり、この子たちとできるだけ楽しく自分から学んでいく授業を進めていくことです。







 評価文例(通知表)

年生 Unit2

1 知識・技能




(1)聞くこと



Unit2では、~を通して我が国の文化について、簡単な語句や基本的な表現で話されていることを聞いて理解することができました。





(2)読むこと



Unit2では、~を通して我が国の文化について、簡単な語句や基本的な表現で書かれたものを読みました。





(3)話すこと(発表)



  Unit2では、~を通して我が国の文化について、簡単な語句や基本的な表現で話すことができました。





(4)話すこと(やりとり)



なし





(5)書くこと



Unit2では、~を通して我が国の文化について、簡単な語句や基本的な表現を書き写しました。



2 思考・判断・表現




(1)聞くこと



Unit2では、~を通して我が国の文化について、簡単な語句や基本的な表現で話されていることを聞いて、話の文脈に合わせて日本語で感想を伝えたり質問したりすることができました。





(2)読むこと



なし





(3)話すこと(発表)



  Unit2では、~を通して自分が紹介したい我が国の文化について、簡単な語句や基本的な表現を選択して自分の思いを含めて話すことができました。





(4)話すこと(やりとり)



Unit2では、我が国の文化についてのスピーチを聞き、その内容について1文程度の感想を伝えたり質問をしたりすることができました。





(5)書くこと



  Unit2では、自分の紹介したい我が国の文化について、簡単な語句や基本的な表現を書き写しました。


3 主体的に学びに向かう態度


Unit2では、~を通して相手に伝わるように、他者に配慮しながら,日本文化について伝え合おうとしました。
Unit2では、~という課題に対して意欲的に学習に取り組もうとしました。




https://eiichieasyenglish.blogspot.com/2019/05/lets-try-we-canunit.html#more





少しでもお役に立てればうれしいです。



2020年度からの新学習指導要領の小学校外国語科・外国語活動では、3つの観点と5つの領域があります。



観点だけを考えて授業計画をしたり評価をしたりという事は難しい面があります。観点の中で、領域ごとの視点を明確にすることでその単元での目標やそれに対する評価がはっきりすると考えています。



また、すべての観点と領域を一つの単元で網羅することには難しいものがあります。



実際に3年生の初期や高学年でも読むこと書くことについては、思考力を伴う活動というものは、評価できるほどのものにはなりにくい単元もあります。



さらに「読むこと」「書くこと」については中学年では大きくは求められていません。



そのようなことなどもふまえて、実際に評価できそうな部分について書き上げています。そして、同時にこのような評価ができる授業を計画することも必要です。「~を通して」の部分は、実際の授業の活動を明記することを想定しています。



 まだまだ改善できると思います。お気づきのことがありましたら教えていただけたらうれしいです。





↑他の学年や単元はこちら↑



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