小学校の外国語(英語)の授業では将来の夢に関連したものがよく取り扱われます。
将来を考えることでキャリア教育としての位置づけもしやすい単元とすることができます。
ただ全員が将来つきたい職業を決めているわけではありません。
これまでの私の経験では、クラスの3分の1が決めている、3分の1がなんとなく決めている、3分の1がまだ決めていない。といった場合が多かったです。
また、まだ決めていない3分の1のうちの3分の1は、考えても決められない、といった感じです。
そういう時は私は「職業でなくても、どんな人になりたいかを考えてみてもいいね」と伝えます。
将来人に親切にしてあげられる人だとか、世界中でグローバルに仕事をする人、地元の町で生きていきたいというのも立派な将来だと思います。
そういったアドバイスは、将来の職業をすでに決めている子たちにとっても、もう一度自分の未来を考え直すきっかけにもなります。
また、考えても考えても思い浮かばない子には、「今、好きなことは何かな?」という考えも有効でした。
「テレビゲームが好き」→ゲームを作るプログラマー、またはゲーマー(最近はe-sportsも注目されています)、デザイナー、パッケージ、広告。。。
というように、好きな事を仕事につなげることができるということも感じてもらえます。
外国語の時間は英語をマスターするだけでなくそんな人間としての幅(言いすぎかな)のようなものも広げていってほしいな、と感じています。
0 件のコメント:
コメントを投稿