2020年度からの新学習指導要領の小学校外国語科・外国語活動では、3つの観点と5つの領域があります。
観点だけを考えて授業計画をしたり評価をしたりという事は難しい面があります。観点の中で、領域ごとの視点を明確にすることでその単元での目標やそれに対する評価がはっきりすると考えています。
また、すべての観点と領域を一つの単元で網羅することは難しいものがあります。
実際に3年生の初期では、思考力を伴ってやり取りをする活動というものは、評価できるほどのものにはなりにくい単元もあります。
さらに「読むこと」「書くこと」については中学年では大きくは求められていません。
そのようなことなどもふまえて、実際に評価できそうな部分について書き上げています。そして、同時にこのような評価ができる授業を計画することも必要です。「~を通して」の部分は、実際の授業の活動を明記することを想定しています。
まだまだ改善できると思います。お気づきのことがありましたら教えてください。
今回は、
小学校外国語活動 3年生 Let’s try!1のUnit1
の評価文例です。
3年生 Unit1
1 知識・技能
(1)聞くこと
Unit1では、~を通して世界には様々な言語があることに気づきました。
(2)読むこと
なし
(3)話すこと(発表)
Unit1では、~を通して挨拶や名前の言い方に慣れ親しみました。
Unit1では、~を通して人と会った時や別れるときの挨拶の仕方に慣れ親しみました。
(4)話すこと(やりとり)
Unit1では、~を通して挨拶や名前の言い方に慣れ親しみました。
Unit1では、~を通して人と会った時や別れるときの挨拶の仕方に慣れ親しみました。
(5)書くこと
なし
2 思考・判断・表現
(1)聞くこと
なし
(2)読むこと
なし
Unit1では、~を通して自分の名前を言って友達とあいさつを交わしました。
(4)話すこと(やりとり)
Unit1では、~を通して自分の名前を言って友達とあいさつを交わしました。
(5)書くこと
なし
3 主体的に学びに向かう態度
・Unit1では、~を通して相手に伝わるように工夫しながらあいさつをしようとしました。
・Unit1では、~という課題に対して意欲的に学習に取り組もうとしました。
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